「スマホでもプログラミングを勉強できたらいい」そう思ったことはないだろうか?
通勤時間や通学時間と言ったスキマ時間を使って勉強をしている人は年々増えてきている。プログラミングも同じように、パソコンの前に座って勉強を始めるよりも、スマホで手軽に勉強を始められた方がいいだろう。
このページでは、スマホでプログラミングを勉強するためのサイトやアプリをご紹介していく。とりあえずいくつかインストールしてみて、手軽に勉強を開始してほしい。
スマホでプログラミングの勉強はできる?
現在ではやはりパソコンの前で勉強する方が効率がいい。しかし、知識を得たり、大枠を理解するという意味ではスマホで十分に対応できる。
また、タイピング速度の差は大きいが、徐々にスマホでもプログラミングができる方向に進んでいくだろう。パソコン世代としては考えられないことであっても、そのような流れになっていくのは、まず間違いないだろう。
諸外国には、パソコンはなくとも、スマホは持っているという人が多数いるからだ。そういった人たちの勉強のためにも、スマホでプログラミングができるようになることは間違いない。
スマホでプログラミングを勉強できるアプリやサイト 9選
それでは、スマホでプログラミングを勉強できるアプリをご紹介していこう。
Pocket Programming
Pocket Programmingとは?
Pocket Programmingは、ベルリンでアプリ開発をする日本人チーム「ffab0/ファブゼロ」が開発を行ったアプリだ。
スマホを使ってRubyやAndroidと言ったプログラミング言語やフレームワークに関して学習することができる。
現在はRuby/Rails編・Android/Java編・Swift/Xcode編の3種類が用意されている。
3択のクイズ形式でプログラミング知識の定着を目指すスマホアプリで1日10問を4週間で覚えるプログラムになっている。
金額は99円とお安い。
いつでもどこでも学習してほしいとの思いから
開発者の2人は、プログラミングを勉強していたときに電車の中で学習できないのが不満だった経験をベースに今回のアプリを開発したそうだ。
移動時間や隙間時間、電車で移動時間などの時間でプログラミングの学習をしてもらいたいという思いで開発に当たっている。
確かにプログラミングを学習していく上で重要なポイントとなるのが、毎日少しずつでも続けるということだ。時間を開けると前回や前々回の内容を思い出すことから始めなければならず、結果的に学習効率を下げてしまう。
隙間時間を使えば毎日少しずつ勉強ができるだろう。RubyやAndroidアプリを学習したいなら使ってみてほしいアプリだ。
SwiftBites
どんなアプリか?
SwiftBitesはスマホでカンタンにSwiftというプログラミング言語を学習することができるスマホアプリだ。
SwiftはApple社がiOS、Mac、Apple TV、AppWatch向けのアプリケーションを開発するためにつくったプログラミング言語であり、プログラマーにより直感的なプログラミングを提供するために開発された。今、人気が出てきている言語だ。
もしも、あなたがこんなiPhoneアプリやiPadアプリを作りたいと思っているなら、このSwiftBitesを使ってSwiftを学習しアプリ制作にチャレンジしても良いだろう。
どんなことが学べる?
Swiftを開発していく上での基礎文法を学ぶことができ、ミニレッスン形式で学習を進めていくことが出来る。隙間時間にSwiftを学習していけるアプリだ。
またすぐに書いたコードを確認出来るプレイグラウンドがあるのでそこでいつでも学んだことを確認出来るようになっているので、記憶の定着を図るのに向いているのだ。
Udemy
日本語にも対応しているオンライン教育プラットホーム
Udemyは動画やテキストを公開して誰でも先生になることができるプラットフォームだ。日本ではそれほど人気が出ていないが、アメリカでは人気になっている。
プログラミングなどIT教育に関するコンテンツも数多く公開されているサービスで、プログラミングの勉強を動画とテキストで実施できる。
スマホにも対応していて見やすい。興味のある講座があれば購入してみよう。
schoo
schooのサービス
リナックスアカデミーの講師も登壇している。
Schoo/スクーというWebサービスはオンライン授業を提供してくれる。「経営・起業」「ビジネススキル」「テクノロジー・IT」などが中心テーマだ。
HTMLやRuby、Javaなどの各分野をライブ授業で受けることができる。過去の動画を見るときは有料会員になる必要がある。
Udacity
IT企業が講座を提供
Udacityはオンラインで簡単に講座を受講出来るプラットホームの一つでGoogle、Facebookなどの大手IT企業が講座を提供している。
IT企業が講座を提供している理由は、それぞれに使われるアプリケーションをもっと開発してほしいからだ。例えばGoogleであれば、Androidの講座を提供していたりする。
どちらかというとハイレベル
ご紹介はしてみたものの、どちらかというとハイレベルな講義が多い。データサイエンス、AIなど最先端の講義が展開されていて、難易度もすこし高い。初心者向けの講座をまずは確認してみて、自分のスキルレベルに合うか確認しよう。
こちらもスマホで勉強できる動画講座だ。
lrn
何が勉強できる?
クイズを通して、プログラミングを勉強できるアプリだ。
HTML、CSS、JavaScript、RubyそしてPythonの講座が揃っている。一通りのWebアプリケーションに対応している形だ。
費用はひとつ3ドル
1つのプログラミング言語を3ドルで学習することが出来る。iOS版とAndroid版のどちらでも使うことが出来るのでぜひ遊んでみてほしい。プログラムの初歩を学ぶのに適したアプリだ。
Progate
Progateとは?
Progateは、オンラインプログラミング学習サービスだ。初心者向けに分かりやすく作られている。
レッスン形式もレベルアップ制を取っているので、ゲーム気分で自分のプログラミング能力が上がる感覚を味わえるだろう。それだけ楽しんでプログラミングを学習することができる。
有料会員
ベーシックプランとプラスプランが用意されており、ベーシックプランは無償だ。
ドットインストール
ドットインストールとは
ドットインストールは3分動画でプログラミングをマスターする初心者向けプログラミング学習サイトだ。無料プランと有料プランがあるが、基本的に無料で勉強できる。
レッスンも幅広く、HTMLやCSS、JavaScript、PHP、Android、iOSなど様々揃っている。
コードを書いていくことに焦点が置かれており、実践的だ。何かしらのプログラミング言語をいち早く理解したいのなら、まずはこのドットインストールで学習するのも良いだろう。
アプリではなくサイトでの閲覧になる。
CODEPREP
CODEPREPとは?
CODEPREPは、プログラミングコードをオンラインの環境で書きながら覚えることが出来る学習サービスだ。プログラミングの基礎を学習することができる。比較的簡易な言語を選んで解説しているのが特徴だ。
また、仲間と競い合いながら学んでいくことができるようになっている点が面白い。明確な目標設定をしやすく、成長を可視化するのにいいだろう。
まとめ
スマホでプログラミングを学習するための方法は多々ある。
このページで紹介したアプリを使うことで、スキマ時間を使ってプログラミング学習を加速出来るだろう。
また、クイズ形式などでプログラミングを学習することができるようにしている傾向があるので初心者でも安心して学習することができる。
無料のものもの多いため、とりあえずインストールして試してみよう。