自分の頭だと色の違いが分かりにくかったので、美容室でも使われているカラーチャート用の人毛毛束に染めてみました。
毛束を濡らした状態に塗って30分置いてから染めたもので、ブラウン・ダークブラウン共に同じ条件で染めています。
1回染めただけで十分濃く仕上がりました。どちらも赤みが感じられる暖かい色になりました。
マイナチュレカラートリートメントは他の商品のように4色展開ではなくて、濃いめ or 明るめの2色しかありません。
でも、2色とも地毛の黒髪に馴染むような落ち着きのある色ですし、黄みが強く出たりはしないので色落ちにも強い色です。
それに赤みがほどよく入っていることで退色して白髪が光るような状態にはなりにくいので、間隔をあけずに連続で染めたくない面倒くさがりさんにもピッタリですね。
販売開始すぐは売り切れ続出で買えなくなっていたマイナチュレですが、あらためて染め実験をしてみて良さが分かりました。
今までの白髪染めトリートメントよりも満足度が高いです(*^_^*)
マイナチュレカラートリートメントの色選び
色味が分かりやすいように白い壁紙を背景に宙に浮かせて撮影してみました。
マイナチュレカラートリートメントの色選びは、
・落ち着いた雰囲気を出したい&しっかり白髪を染めたいならダークブラウン
・ほどよく髪全体の印象を明るくしたいならブラウン
といった選び方がいいと思います。
色素が濃いほうが「白髪染め効果・色落ち防止効果」が強いので、色の持ちを考えるならダークブラウンがおすすめです。
ただし何度も染めていると結構暗く仕上がるので、年齢がまだ若い方や、髪色を明るくして元気な印象を与えたい方はブラウンのほうがいいですね。
マイナチュレの2色を言葉で表すなら、
・ダークブラウン:しっかり赤みが入った普通の白髪染めにも引けをとらないほど濃く染まる焦げ茶色
・ブラウン:黄みを抑えるためにオレンジ味を強めにしたナチュラルな明るい茶色
という感じです。
青みと赤みと黄みのバランスが凄くいいので、派手な◯色!といった偏った色味にはならずに、自然な髪色に染まります。
2色しかないぶんだけ色が選びやすく「暗め or 明るめ」と簡単に色選びしても満足できるので、好きなほうをざっくり選ぶのもアリですよ~。
ヘアケア効果
私の髪は元から太めでコシが強いので、頭頂部がふんわり立ち上がるようになった等の変化は感じられませんでした。
けれど、毎日の冷暖房やドライヤーでパサついて乾燥していた髪がしっとりまとまりやすくなったので、保湿効果はかなりありますね。
ヘアカラーやパーマでダメージが溜まった髪はもちろんそうですが、紫外線やドライヤーなどの日常的なことで髪は乾燥しがちです。
髪が乾燥していると広がりやすくなったりツヤが出なくて汚らしくなってしまうので、白髪染めで髪の潤いケアまで出来るのはすごく嬉しいです。
普段は面倒くさくてトリートメントを塗って時間を置くなどはしていませんでしたが、マイナチュレなら染めるための放置時間でトリートメントできるのでありがたいです。
塗りやすさ
ほどよく伸びやすいねっちょりした黒い液体になっています。
マヨネーズよりも柔らかくてケチャップよりも硬いぐらいで、とても塗りやすいです。
伸びがいいので塗れていない箇所ができてムラになることもありませんし、塗り終わりにクシやブラシで軽く梳かせば塗りムラは全くできません。
自分が試した中でPOLAのグローイングショットというカラートリートメントはかなり粘度が強くて塗りにくかったので、マイナチュレは十分合格点です。
洗い流しやすさ
液体自体がゆるくて伸びがいいので、洗い流しやすいほうですね。
ただし白髪染め効果が高い分だけ落ちにくいので、十分すすがないと枕やタオルが色落ちで汚れてしまいます。
ちょっと手間ですが1~2分しっかりすすいで、色水が出なくなるまでしっかり流しましょう。
すぐ流せるけど白髪が染まらないより、流しにくいけどちゃんと染まるほうがいいです。
皮膚への刺激・安全性
私は敏感肌で肌が弱いほうです。(稲・山芋・カニ・エビ等のアレルギー持ち)
普通のヘアカラーだと塗ってから5分程度で頭皮が真っ赤になって痛みを感じてしまいます。
そんな私ですが、マイナチュレカラートリートメントは痛くもかゆくもなく、特に困ることなく毎週使用できています。
最初は特定の植物で肌がかゆくなるから「植物由来原料94%」ということがひっかかっていましたが、染めてみたら全然大丈夫でした。
通常のヘアカラーには「パラフェニレンジアミン・アルカリ剤・酸化染料」といった強い化学成分が含まれていて、誰でも多少は刺激を感じるようになっています。
けれど、マイナチュレは全然大丈夫だったので、肌が弱い方でも安心して染められる配合成分になっていますよ。
乾いた髪に塗ると染色力がUPする
今まで白髪染めトリートメントを10種類以上試してきましたが、全ての商品で乾いた髪に塗るほうが濃く染まりました。
マイナチュレカラートリートメントも同様で、乾いた髪に塗るほうが「水分が少なくて薄まらないので濃く染まる」んです。
ただ、乾いた髪に塗れるのは「カラー液の粘度が低くて固まらない商品」だけです。マイナチュレは柔らかい質感の液体なのでOKです。
毎回染めるたびに乾いた髪に塗るのは、濃く染まりすぎて「白髪部分が黒髪のように黒くなってしまう」のでNGです。
でも、白髪がたくさん伸びている状態や、初めてマイナチュレで染めるときならアリですね。
濡れた髪に塗ったけどあまり染まらなかった・・・という場合は、一度乾いた髪に試してみて欲しいと思います。
濡れた髪に塗ると髪の補修効果が高くなる
濡れた髪に塗る場合はメリットが2つあります。
- 髪表面のキューティクルが開いて美容成分が浸透しやすくなる(補修効果UP)
- シャンプー後の髪に塗るから入浴中に塗れて楽ちん
髪の毛は水に濡れると膨潤して、髪の表面が開くようになっています。
なので、髪が濡れている状態で染めたほうが、マイナチュレの補修ケア成分がしっかり浸透して髪がキレイになりやすいんです。
また、濡れた状態で染められるなら普段のお風呂の最中でいいので、液が垂れても洗い流せるし部屋が汚れる心配もないので楽ちんです。
しっかり染めるときは乾いた髪に塗って、白髪がある程度染まっているときは濡れた髪に塗ると、染まるし潤うしといいとこどりなのでオススメですよ。
お風呂あがりに濡れたまま放置すると髪が痛んだり色落ちしたりするのは、キューティクルが開いたままになるからなんですね。
マイナチュレカラートリートメントは満足度の高い白髪染めトリートメント
今まで「利尻ヘアカラー・LPLP・資生堂プリオール・DHCクイックカラー・キラリ・POLA…」と色々な白髪染めトリートメントを試してきました。
けれど、もう新しい商品は試さなくていいかなと思っています。
マイナチュレカラートリートメントは
・しっかり白髪が染まる
・髪が潤ってしっとりする
・頭皮や肌に刺激がない
の大事な要点がちゃんとクリアー出来ていますし、仕上がりの色味も気に入っているからです。
満足できるカラートリートメントに出会えたので、しばらくはマイナチュレを使い続けようと思っています。
満足度の高い商品なので、母や友達にも教えました(*’ω’*)